そろえたい賞品のため、仕入れルートから開拓。

2015年12月に行われた泉中央店リニューアルの際、賞品コーナーのプロデュースに関わりました。私どもはもともと小売店ではありませんし、当時は同業他社にもこういった賞品コーナーを設けているお店は見られなかったため、「どんなラインアップにしよう」「賞品を並べる棚やラックのデザインはどうしよう」と最初は何から始めていいかも分からず試行錯誤の状態でした。店舗スタッフとともに、普段来店してくださるお客様のためにどんな賞品をご用意したいか話し合い、店長とともにターゲットの皆様は普段どんな場所を好んで買い物に行かれるのか検討。関わるさまざまな方々と、お客様は何を望み、私たちがご提供できるのは何かを突き詰めて考えた中で、徐々にコーナーの形やラインアップが見えてきたのです。

たとえ「この賞品を取りそろえたい!」と考えても、それが100%可能な訳ではありません。 仕入れルートを持っていなかったため、必要な流通経路を開拓するには相応の苦労もありました。 お付き合いのある企業様に尋ね、新規のお取引先にお声掛けさせていただいたほか、 作り手の方が販路開拓のために出店されるイベントなどにも積極的にうかがいました。 特に食品については何度も試食を重ね、本当に美味しいと思った物を厳選して製造元などに交渉したものの、 賞味期限や版権の関係からお断りいただくケースも見られました。 数人のスタッフで地場の小売店に直接出向き、取り扱いをお願いしたこともあります。 お客様やスタッフの声をできる限り実現したいとの思いで開拓に歩き回った結果が、現在のご縁につながりました。

ディスプレーや品ぞろえ、賞品の入れ替えなど、現在でも勉強すべきことは尽きません。 徐々に各店のコーナーづくりを進めていますが、ひとつの店舗の売場をつくる際には実に30を超えるショップを視察しています。 そのお店を訪れるお客様が普段行くお店や、ターゲットの方が数多く集まるお店を見に行き、どんな物が好まれているのか、 どのようにディスプレーされているのかなどを勉強させていただいています。 日常生活でもそういう意識でお店やお客様の動向、嗜好を追ってしまうようになりました。 別件で東京などに出張する際も、最新のショップやトレンドをチェックしています。 業界内にとらわれず、新たな分野での発想や工夫が求められる機会に恵まれているのも、マルタマならではの働き方ではないかと思います。